嚥下外来 Swallowing
食事中にむせたり、咳込んだり、食べた後に食べ物が残ったりするような嚥下障害の患者様を対象としています。患者様に応じて嚥下内視鏡検査(VE)や、嚥下造影検査(VF)を行います。また、嚥下リハビリ指導や、栄養指導も行っています。必要に応じて、食事場面の評価や姿勢調整などもご相談ください。嚥下に関する研修を受講したスタッフが多職種で関わります。
検査が不安な方は、嚥下相談のみでも承ります。
まずはお気軽にお問い合わせください。
受診のご案内
診察の流れ
【ご注意】
・嚥下外来の受診当日に入院いただくことはできません。
・検査の結果、医師の判断により入院となった場合は、入院説明等をさせていただき、同意いただいた上で、入院日を調整いたします。その際、空き状況により入院をお待ちいただくこともあります。
・NEAR法に関しては、来院時に発熱が認められ、医師が必要と判断した場合に実施となります。
検査のご案内
鼻から内視鏡を通して喉を観察します。実際に食べ物を食べていただき、口から喉、食道へ食物がどのように通過するか、また喉にどの程度残るかを確認します。
検査は、15~20分程度です。初診の患者様は、VE検査を実施します。
■嚥下造影検査(VF)
バリウムを含んだゼリーやヨーグルトなどを摂取していただき、X線透視装置を使用して嚥下状態および食道の一部の様子を観察する検査です。初診では、医師の判断での実施となります。誤嚥がある場合、様子が確認できます。検査は、15~20分程度です。
■簡易嚥下検査
唾液飲みテストや、改訂水飲みテストなどを実施し、嚥下状態や、姿勢などの様子を確認します。
当日の持ち物
①保険証
②診察券(お持ちの場合)
③かかりつけ医の紹介状(ご用意できる場合)
④お薬手帳
⑤普段使っている食具(スプーン、お箸など)
⑥普段食べているものや、食べにくくなってきているものなど2~3品
※市販の介護食品でも構いません。
※当日は、胸部CT検査がありますので、脱ぎ着しやすい服装でお越しください。
嚥下評価入院(2泊3日)のご案内
嚥下外来は約2時間30分程度の所要時間がかかりますが、耐久性や付き添いなどで受診が難しい方は、
2泊3日の嚥下評価入院も行っておりますので、患者様の状態に合わせてご検討ください。
嚥下外来のスタッフと紹介ビデオ
外科医師、歯科医師、嚥下FTの看護師、言語聴覚士、管理栄養士、歯科衛生士がチームとなって担当しています。
嚥下外来受診後のフォロー
嚥下リハビリに関するプロジェクトのご案内
嚥下リハビリ入院や、嚥下ファシリテータの育成など、当院での嚥下に関する取り組みをご紹介します。
下記のボタンをクリックしてご覧ください。
よくあるご質問
- 費用はどのくらいですか?
- 1割負担の方で約5000円~6000円程度となっています。医科と歯科での算定となります。紹介状をお持ちでない方の初診時に特定療養費(1100円)が必要となる場合があります。詳細はご確認ください。
- リハビリは可能でしょうか?
- 医師の診察により、必要と認められた場合には、外来でのリハビリや入院での対応が可能です。該当の方に詳細は受診時にお伝えします。
- 小児も対応可能でしょうか?
- 現在、成人の方を対象に行っております。
- 送迎はありますか?
- ございません。病院のバスが上野芝駅、深井駅より運行しておりますので、ご利用ください。また、当日は、付き添いの方とご来院をお願いします。
- サマリーや検査動画のDVDは頂けますか?
- サマリーは受診後、1週間程度で郵送させていただきます。検査動画のDVDも後日郵送となります。また、別途費用をいただきます。詳細は、受診時にご確認ください。