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阪和第二泉北病院の嚥下外来の特徴

  • 2023-06-12

嚥下ファシリテータの育成

嚥下ファシリテータとは、「自身の専門性に嚥下のことをプラスした関わり」ができることを目的としています。
メンバーは、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士から構成されており、1年間、嚥下に関わる講義を受講し、症例検討を行い、認定試験に合格した方が嚥下ファシリテータとなります。
講義は、嚥下の基礎知識、嚥下と姿勢の関係、ポジショニング、嚥下と栄養、嚥下と薬など多岐に渡ります。座学だけでなく、嚥下評価やポジショニングの実技、車椅子での食事の体験なども行っています。これらの知識を持った嚥下ファシリテータが嚥下外来や病棟で活躍しています。

診察

嚥下内視鏡検査(VE)や、嚥下造影検査(VF)の実施、検査結果をもとに言語聴覚士による嚥下リハビリ指導や、管理栄養士による栄養指導の3時間のパッケージとなっています。
受診後は、サマリーと嚥下リハビリ練習用の教材を郵送します。
外来での嚥下リハビリや定期的に再診でご来院いただくことも可能です。
嚥下のリハビリは早期からの介入が効果的です。少しでも気になることがあれば、お気軽に受診のご相談をお待ちしております。

嚥下リハビリ入院

当院の嚥下外来を受診された方を対象に、嚥下機能の改善を目的とした4週間程度の嚥下リハビリ入院を実施しています。嚥下FTが中心となったチームで、リハビリ以外にも嚥下体操や病棟アクティビティなどを通じて患者様のケアを行っていきます。定期的に多職種で構成するチームでのカンファレンスや、退院前の指導も行います。
嚥下に対するリハビリは、4週間程度、集中的に実施します。言語聴覚士、理学療法士、作業療法士とも協力し、首から上へのアプローチだけでなく、離床を促して刺激入力(五感を刺激)や、食事姿勢の調整(バランス練習など)、食事動作練習、食べるための体の土台作りや栄養管理も行っていきます。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士や、3学会合同呼吸療法認定士といったスタッフも介入を行います。

受診のご案内

診察は完全予約制となります。詳しくは阪和第二泉北病院ホームページをご覧ください。

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