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院長挨拶

生活を大事にする町の病院、阪和第二住吉病院のホームページにようこそ。

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 私たちの病院は医療法人錦秀会が運営する慢性期医療を専門とする病院です。錦秀会の理念である「やさしく生命(いのち)をまもる」を心に、患者さんの尊厳を大切にし、穏やかに入院生活を送って頂けるよう日々努めています。

 病気やケガで入院されている患者さんは、ご家族と離れて長期入院を余儀なくされている方ばかりです。かけがえのない肉親を診させて頂くという大事な役目を任されていると自覚し、患者さんにもご家族にも安心して入院生活を送って頂けるよう努めます。

入院中は治療だけでなく、患者さんの日常生活支援(介護)を私たちが看させて頂く事で、患者さんには気兼ねなく長期の療養治療に励んでいただけますとともに、ご家族には仕事や子育てなど普段通りの生活を送って頂けます。このように患者さんだけでなく、ご家族にも安心して頂ける病院を目指しています。「生活を大事にする町の病院」として、患者さんだけでなくご家族、そして職員一人一人の生活を尊重し大事にすることで、患者さんには穏やかに入院生活を続けて頂けるよう努めています。

 入院されている患者さんは、何らかの病気を持ち、介助があっても自宅や施設では暮らしていけない方ばかりです。食事やトイレ、入浴や着替えなどの日常生活動作が自力では不十分なだけでなく、多くの患者さんは自らの気持ちも十分に伝えられない状態です。このため、職員一人一人が親身になって患者さんに寄り添わなければ、患者さんの気持ちを理解し、満足して頂ける治療や看護・介護はできません。私たちの病院には医師や看護師だけでなく、介護士・リハビリテーション技士・歯科衛生士・薬剤師や管理栄養士、社会福祉士など多くの専門職が協調して、一つの目標である「やさしく生命(いのち)をまもる」を実現できるよう努めています。

 患者さんの療養治療や生活を手助けするために、医療保険制度のもと病院が出来る事は限られていますが、当院では職員の就業環境を整える事、フランス生まれの看護・介護システムである「ユマニチュード」による認知症ケア(別項に説明)を導入している事が特徴です。 職員一人一人が充実した日々を送る事や日常生活に余裕がある事が、優しい対応や看護介護の向上心に結び付きます。そのために、必要性の低い業務の見直しを行い、職員本来の仕事である患者さんと接する時間が多くなるように、又、勤務時間の仕事密度を上げて定時に帰り、自分の時間を確保できるように取り組んでいます。ワークライフ・バランスを重視し、私生活が充実する事が思いやりのある看護・介護には必要と考えています。

 平成14年9月に開設され、20年以上にわたり地域の皆様に信頼されるよう努めて参りました。これからも患者さんやご家族に安心して任せて頂ける病院を目指していきます。

 

阪和第二住吉病院 院長 大槻 秀夫