阪和病院 栄養部のご紹介
「やさしく“生命(いのち)”をまもる」をお食事で実現します。
阪和病院栄養部は1957年に阪和病院設立後、「やさしく“生命(いのち)”をまもる」の法人理念の下、入院患者様に食事を療養生活の楽しみにしていただきながら栄養を満たしていただく工夫をこらしています。
様々な合併症、褥瘡、摂食・嚥下障害の病態に応じた食事の提供で、栄養改善につながるよう各専門職と協力し、栄養管理を行います。
ベッドサイドにお伺いして口の中や皮膚状態などの観察を行います。栄養摂取が治療に大変重要なことから飲み込みやすさや味付けなどの聞き取り喫食状況を確認しています。
病棟での情報を調理担当と共有し笑顔で「おいしい」と言っていただける食の提供を目指しています。
研修会の参加や栄養情報を部内勉強会で共有しながら日々研鑚に努めています。
食事療養の継続と食事への関心を持っていただけるよう、栄養指導を行っています。
お食事について
栄養部では各部門と連携し、患者様の噛む・飲み込む機能に応じた食事形態を適時(朝食8:00、昼食12:00、夕食18:00以降)適温にてご提供しております。四季折々の行事やお祝い事など、食事を楽しんでいただけるよう努めています。
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常食
高齢者に合わせた食材選びや調理方法で食べやすく提供しています。 -
きざみ食(三分菜食)
咀嚼(噛む)機能が低下した患者様へ刻み食べやすく工夫しています。
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ペースト食(嚥下食)
常食と同じ食材・味付けをペースト状にし摂食機能に応じた対応をしています。
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食事形態による食材の変化
常食・きざみ食・ペースト食は同じ味付けで楽しんでいただけます。 -
ゼリー食
ゼリー食のご用意もあります。
献立ギャラリー
行事食
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常食
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きざみ食(三分菜食)
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ペースト食(嚥下食)
お祝い膳
70歳(古希)、88歳(米寿)、100歳(百寿)を祝して特別なお膳でお祝いしています。
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常食
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ペースト食(嚥下食)
衛生管理
患者様に配膳される食事の衛生管理については万全を期しています。大量調理マニュアルにそったHACCPの概念に基づき、安全安心な食事の提供に努めています。
温度管理システムの導入
●集中管理
冷機器や熱機器の温度記録や加熱や冷却などの調理工程の温度記録を一元管理しています。問題発生時にはアラームで通知し異常を見逃しません。
●帳票を自動的に作成
計測した温度や作業記録データから日報や月報などの帳票を自動的に作成し保存します。