中秋の名月
中秋の名月とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。
中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったといわれています。
当院では、月見うどんを中心とした行事食を提供いたしました。
◆常食の献立◆
◆嚥下食の献立◆
※食べ物を飲み込む力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事を 提供しています。
◆月見に見立てた料理◆
代表的な料理として、茹でたうどんやそばを丼に入れ、雲やススキに見立てた海苔(またはとろろ昆布やワカメで代用)を敷いてから、生卵を割りいれて、つゆと薬味を添えたものを「月見うどん」「月見そば」と呼びます。この海苔は、本来月見に必須であったそうですが、現代では海苔がなくても卵が入っていれば月見と呼ぶことが多いそうです。
時代とともに行事食の具材に変化が現れていたり、生卵ではなくゆで卵を使用していたりと、様々な理由でアレンジが加わることがありますが、お食事で行事を楽しむという文化は大切にしていきたいですね。