1951年、全国社会福祉協議会により「としよりの日」が制定されたのが始まりで、老人福祉法の制定に伴って「老人の日」と改称され、1966年に9月15日が「敬老の日」として国民の祝日になり、親しまれてきました。その後、祝日法改正によって、2003年から「敬老の日」が9月の第3月曜日に変更され、9月15日~21日は「老人週間」となりました。長寿を祝う9月21日に当院では行事食を提供させていただきました。
◆常食の献立◆
◆嚥下食の献立◆
※食べ物を飲みこむ力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事を提供しています。
◆茄子の栄養◆
茄子にはナスニンという栄養素が含まれています。「ナスニン」はポリフェノールの一種であり、茄子の皮に多く含まれている抗酸化物質です。抗酸化物質には老化や免疫機能の低下など健康に影響を及ぼす活性酵素を取り除いたり、酸化を抑制したりする効果があるといわれています。ポリフェノールをはじめとしたナスの栄養成分は皮に偏っているので、焼いたり炒めたりする際も皮ごと調理するようにしましょう。また、ナスニンは水溶性のためナスを水にさらすときは長くつけ過ぎないようにしましょう。