中秋の名月とは、旧暦8月15日の十五夜にお月見をする習わしです。 旧暦の春夏秋冬は、「1、2、3月」は春、「4、5、6月」は夏、「7、8、9月」は秋、「10、11、12月」は冬と分かれます。秋の真ん中の月の真ん中の日、つまり秋全体の真ん中が旧暦8月15日であることから、中秋と言われるそうです。また、旧暦の1日は新月でなければならず、月はおよそ15日で満月を迎えること、秋晴れが続き、空が高くなり、月がきれいに見えることから中秋の晩の月を中秋の名月と呼ぶようになったと言われています。 中秋の名月は別名「芋名月」と言われ、無事に作物の収穫が済んだことに感謝し、芋をお供えする地域もありました。現在お供えするお団子は里芋を模したという説もあります。当院でも炊き合わせには里芋を使用し、お月見を楽しむ行事食を提供しましたのでご紹介します。
◆常食の献立◆
◆嚥下食の献立◆
※食べ物を飲みこむ力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事を提供しています。