蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。当院では夏の暑さに負けないよう「土用の丑の日」に健常形態の方には鰻を、三分菜・うらごし形態の方には身がやわらかい穴子を提供させていただきました。
◆常食の献立◆
◆嚥下食の献立◆
※食べ物を飲みこむ力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事を提供しています。
◆穴子のお話◆
穴子の名は、昼間は海底の砂泥中や岩石の隙間に棲んで、巣穴から頭だけあるいは半身を気中に乗り出していることから付けられたそうです。熱帯から温帯の海に広く生息し150種以上の種類が生息していますが、日本で食用とされるのは主に「マアナゴ」だそうです。1年で最も暑い時期に釣れる穴子は脂が少なく高たんぱくで、身がふっくらと食べやすいため、天ぷらや蒸し焼きなどお好みの調理で味わってみてください。
(引用:魚の豆知識 海洋生物環境研究所)