秋分の日は、昼と夜の長さが同じになる日で「祖先をうやまい、亡くなった人をしのぶ日」とされています。秋分の日の前後3日間は「秋のお彼岸」と呼ばれ、祖先が帰ってくることからお墓参りをする風習があります。
◆常食の献立◆
◆嚥下食の献立◆
※食べ物を飲みこむ力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事を提供しています。
◆ほうれんそうのお話◆
献立に使用している「ほうれんそう」は、ビタミンやミネラルが豊富と言われている緑黄色野菜です。抗酸化作用があり皮膚の健康・維持が期待されるβ-カロテン、体内の余分な塩分を排出するカリウム、血液を造るために必要な葉酸や鉄分等が含まれており、これらの栄養素は調理時に一工夫することでしっかり摂ることが出来ます。例えばβ-カロテンは脂に溶けやすい性質のため、油やバター等と炒めて食べると効率よく摂取できます。ほうれんそうに含まれる鉄分は吸収されにくい「非ヘム鉄」と呼ばれるものですが、ビタミンCやクエン酸等と一緒に摂ると体内で吸収されやすい形に変化して吸収率をUPさせてくれます。レモン果汁や柚子・梅肉等を加えると味のバリエーションも増えるのでオススメです。また、捨ててしまいがちな「ほうれんそう」の赤い根の部分は、甘みがあり美味しいので、バター炒めやナムルなど様々な調理に活用してみましょう。