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阪和第二住吉病院の教育体制

教育体制

看護部教育理念

  • 老年看護を基に慢性期看護を中心として「認知症看護」「終末期看護」「家族看護」の3つの専門性を発揮させ笑顔とぬくもりのある看護・介護の実践能力を育み、職員が共に学び合い成長を続け地域・社会に貢献する。

教育目的

  • 社会情勢の変化や患者・家族のニーズに柔軟に対応し、疾病と障がいと共に歩む患者と家族の人生に寄り添い、質の高い看護・介護実践を通して優しさを伝えられる人材を育成する。

教育目標

  • 1. 患者・家族、多職種とカンファレンスを行い、生命の尊厳及び人間性や個別性を尊重した支援ができる。
  • 2. 職員が学び続けることで安心・安全な質の高い看護・介護を提供することができる。
  • 3. 院内のみならず地域と共にチームで医療・看護・介護の最善を尽くすことができる。
  • 4. 生涯にわたり継続的に職員一人ひとりがキャリアを開発することができる。

教育理念概念図

当院の教育目的は、社会情勢の変化に柔軟に対応し、疾病と障がいと共に歩む患者様と家族様の人生に寄り添い、質の高い看護・介護の実践ができる人材を育成することです。慢性期看護では、多様な価値観や生き方を理解し患者様を支えていくことが求められます。多職種と共に、全人的に患者様と関わり、アドバンス・ケア・プランニングでパートナーシップの関係を構築し、患者様の持てる力を引きだす看護のプロフェッショナルを育成します。老年看護を基に「認知症看護」「終末期看護」「家族看護」の3つの専門性を醸成する教育体制です。職員は高い倫理観を持ち、最期まで患者様の思いに寄り添い続ける心と、笑顔とぬくもりのある看護・介護の実践能力を育みます。そのために、病院職員一体となり「繋がる組織」と「地域へ繋ぐ医療・看護の提供」を実現することを目指します。職種や経験年数を問わず、全職員が共に学び合い成長を続け、地域・社会に貢献する使命を果たします。

教育理念概念図

クリニカルラダーに沿った教育体制

クリニカルラダーとは、看護部の教育理念に基づき、はしご(ラダー)をのぼるように一段一段キャリアを向上させていく仕組みです。ステップごとに求められる課題が明確なので、目標を立てながらスキルアップできます。全職員が楽しく学ぶ環境で自己成長の機会を得ることは、やり甲斐とやる気と自信を生みます。この仕組みを活用し、看護スキルと共に、尊厳を守りぬくもりのある心を持つ笑顔の看護師を育成します。

教育体制

0/Ⅰ(新人ナース)

レベルの定義:基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する

新人看護職員教育
プログラム

他施設受け入れ研修
(新人看護師)

Ⅱ(一人前ナース)

レベルの定義:標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する

研修内容:1.看護研究 2.実地指導者研修 3.コミュニケーションスキル 4.看護診断

Ⅲ(中堅ナース)

レベルの定義:ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する

研修内容:1.リーダーシップ 2.クレーム対応 3.倫理的ジレンマ 4.看護研究

Ⅳ(ベテランナース)

レベルの定義:幅広い視野で予測的判断をもち看護を実践する研修内容
研修内容:1.目標管理 2.中間管理職の役割 3.病院運営と方針

Ⅴ(エキスパートナース)

レベルの定義:より複雑な状況において、ケアの受け手にとって最適な手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する

研修内容:1.看護管理者研修 2.臨床における倫理教育 3.働きやすい職場づくり

段階別教育目標

教育体制
教育体制

レベル共通研修

1.ユマニチュードワークショップ 2.ACPワークショップ 3.認知症看護 4.家族看護 5.終末期看護 6.安心・安全な下着交換 7.スキンケアについて 8.排便コントロール  9.摂食・嚥下の看護 10.医療安全(骨折予防、身体拘束廃止に向けた取り組み、情報管理) 11.感染管理(アウトブレイクの備え、抗菌薬適正化について、標準予防策について)

院外研修

キャリア開発の視点で、職員のクリニカルラダーの基準に合わせた「役割としての能力解発」「人材育成」「スタッフ指導・学生指導」の目的を果たすために院外研修の参加も支援しています。
研修実績:1.大阪府看護協会短期研修 2.大阪府看護協会長期研修(実習指導者研修、認定看護管理者研修:ファースト、セカンド、サード) 3.法人内研修