股関節の痛み(変形性股関節症)
変形性股関節症について
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変形性股関節症とは
変形性股関節症は、股関節の軟骨が摩耗して損傷し、骨が直接接触することで炎症を起こす疾患です。通常、中高年に多く見られ、症状としては、股関節の痛み、腰痛、歩行困難、運動制限などがあります。変形性股関節症の原因として、遺伝的要因や加齢、肥満、運動不足、外傷などが考えられています。
変形性股関節症の主な症状
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股関節の痛み
変形性股関節症では、股関節の軟骨が摩耗することにより、骨同士が直接接触することで炎症を起こします。このため、股関節周辺に痛みを感じることがあります。痛みは、軽度から重度まで様々で、長時間の立ち仕事や運動をすると悪化することがあります。
変形性股関節症が進行すると、股関節周辺の痛みが腰にまで及ぶことがあります。これは、股関節の痛みが腰に影響を与えるためです。 -
歩行困難
変形性股関節症によって股関節の可動域が狭まるため、歩行が困難になることがあります。歩行中に痛みや違和感が出たり、歩行中に足を引きずることがあるため、歩行補助具を使用することが必要になる場合があります。
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関節のこわばり
股関節がこわばると、動かすことができなくなります。変形性股関節症では、股関節周辺の炎症によって関節がこわばることがあります。