肩の痛み

こんなお悩みはありませんか？

肩を思うように動かせない
肩周りを動かすと痛みを感じる
運動中・運動後に関節が痛むようになった
夜中に肩の痛みで目が覚めるようになった

肩の痛みの原因

原因は様々

肩の痛みの原因は様々で、肩関節周囲炎、五十肩、腱板断裂、肩甲骨周囲炎、石灰沈着症、肩関節脱臼、スポーツ障害などが挙げられます。また、首や背中の障害、ストレス、姿勢の悪さ、過剰な肩の使用なども肩の痛みを引き起こすことがあります。肩の痛みは、症状が軽い場合でも放置すると悪化することがあるため、早期の診断と適切な治療が必要です。
筋肉に疲労物質が溜まる

肩の筋肉に疲労物質が溜まると、肩の痛みやこり、運動能力の低下などの症状が現れることがあります。特に、肩甲骨周りの筋肉は、パソコン作業やスマホ操作などの長時間のデスクワークや、肩を使うスポーツでの過剰な使用によって、疲労物質が溜まりやすくなります。代表的な疲労物質である乳酸が筋肉に蓄積すると、筋肉が疲労しやすくなり、収縮力が低下します。また、疲労物質が筋肉内に長時間留まると、炎症反応を引き起こし、慢性的な肩の痛みを引き起こすこともあります。
病気の予兆の可能性

肩の痛みやこりは、病気の予兆となる可能性があります。肩関節周囲炎、五十肩、腱板断裂、肩甲骨周囲炎、石灰沈着症などの疾患は、肩の痛みやこりを引き起こすことがあります。これらの疾患は、慢性的な痛みやこりを伴うことが多く、適切な治療を受けない場合には、肩関節の機能低下や身体機能の低下を引き起こすことがあります。
また、肩の痛みやこりが、心臓病や肺疾患、がん、神経疾患などの病気の予兆となることもあります。これらの疾患では、肩の痛みやこりが他の症状と共に現れることが多く、早期の診断が必要となります。

肩の痛みの種類

肩関節周囲炎

肩関節周囲炎は、肩の周囲にある腱や粘液包が炎症を起こす病気で、年齢とともに発生しやすく、主に40歳以上の中高年層に見られます。肩の痛みやこり、運動制限、夜間の痛みなどが特徴です。
五十肩

五十肩は、肩関節周囲炎の一種で、痛みに加え、肩の運動制限や、腕を上げたり下げたりすることが困難な状態が続くことが特徴です。主に50歳以上の人に多く見られ、女性に発症しやすい傾向があります。
腱板断裂

腱板断裂は、肩の腱板が一部または全部が断裂する病気で、主に40歳以上の中高年層に発生しやすく、スポーツ選手や肩を多用する職業の人にも見られます。肩の痛みやこり、力の低下、運動制限などが生じます。
肩甲骨周囲炎

肩甲骨周囲炎は、肩甲骨周囲の筋肉や腱が炎症を起こす病気で、肩の痛みやこり、運動制限、肩甲骨の動きの制限などが特徴です。
石灰沈着症

石灰沈着症は、肩の腱に石灰が沈着する病気で、主に40～60歳代の人に多く見られます。肩の痛みやこり、運動制限、腕の上げ下げが困難な状態などが特徴です。
スポーツ障害

スポーツによって引き起こされる肩の痛みや障害で、肩関節の脱臼、腱板断裂、肩甲骨周囲炎、肩関節周囲炎などが挙げられます。

肩の痛みを放置しておくとどうなるの？

肩の痛みを放置しておくと、慢性化する可能性があります。慢性的な肩の痛みは、肩の動きを制限することがあり、日常生活に支障をきたすことがあります。また、痛みによって姿勢が悪くなり、肩こりや頭痛など、他の症状が生じることもあります。肩の痛みが進行して関節や軟骨の損傷が生じた場合には、手術が必要となることもあります。肩の痛みが生じた場合には、適切な治療を受けることが重要です。運動療法や物理療法、痛み止めなどが治療法の一部となります。