病院長ご挨拶

医療法人錦秀会 阪和記念病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。当病院は、脳卒中診療を主な目的として昭和53年に発足しました。
その当時の新聞によりますと、脳卒中の専門病院としては西日本では国立循環器病センターに次いで2番目にできた病院であり、シーメンス社製のCTスキャンを擁し、また日本に1台しかないスウェーデン製の脳血流測定装置を導入しました。総工費14億円に対し、医療機器だけに18億円を投入したと紹介されています。以来、脳血管のみならず心臓血管、腎臓など血管系の病院として発展してまいりました。
現在では第2次救急指定病院として地域医療を一翼を支えています。その一方で、高齢者に多い脊髄・脊椎疾患に対し脊椎・脊髄センターが創設され(詳細は脊椎・脊髄センターの項をご覧ください)、脊髄を含む中枢神経と血管に特化した病院となりました。今後の超高齢化社会に向けて当院の果たす役割はますます重要なものになると思っています。この伝統は今も綿々と受け継がれ、最新鋭・最高峰の医療機器を装備し、最高の医療技術で患者様の治療に当たっています。
135床という中規模、かつ血管系・脊髄・脊椎系に特化した病院であるという特色上、薬剤部、リハビリテーション部、医療工学部、看護部などコメディカル部門との距離が非常に短く、チーム一体として患者様の治療に当たっています。
当院のこの特色を十分に発揮し、住吉区を中心とした大阪の南地域の患者様のためにより良い医療を提供できるよう努力してまいります。