泌尿器科
- 早期に発見される悪性腫瘍や排尿障害の診断
- 地域医療機関との密接な連携
- ⽣活の質の向上を目指した全人的な治療の実施
泌尿器科のご紹介
2022年6月より新体制として阪和記念病院での泌尿器科を立ち上げました。当科は、尿路・男性生殖器を扱う診療科で診断から治療(手術入院加療含む)まで一貫して行っております。
近年では前立腺癌、膀胱癌、腎癌などの泌尿器科系悪性腫瘍が増加傾向にあります。特に前立腺癌の増加は顕著で、当科では腫瘍マーカーによるスクリーニング、診断目的の前立腺生検を積極的かつ早急におこなっております。
近隣の開業医の先生方と連携を強化し、地域の皆様により良い医療を受けて頂けるよう日々精進してまいります。
2023年1月よりダ・ヴィンチサージカルシステムの導入を予定しており、ロボット支援内視鏡下治療を開始致します。
手術に際しては大阪医科薬科大学泌尿器科教室と連携をとりながら治療を行っており安全かつ正確な医療を実践しております。
その他の悪性腫瘍に関しても、ほとんどの症例で負担の少ない腹腔鏡を用いた低侵襲手術に努めてまいります。

良性疾患治療にも力をいれており特に尿路結石/前立腺肥大症の手術においては低侵襲かつ安全に施行できるよう努めております。
➀尿路結石:尿路(腎臓・尿管)に結石ができる病気で激しい痛みを伴います。
当院では経尿道的尿路結石破砕術を積極的に取り入れ、安全に施行しております。
入院期間は3泊4日です。


②前立腺肥大症:高齢男性の多くが頻尿、尿勢低下、尿漏れに悩んでおりその原因の一つとして前立腺肥大がございます。当院では従来までのTUR-P(経尿道的前立腺切除術)はもちろんPVP(経尿道的前立腺レーザー蒸散術)も導入しております。
PVPは出血riskが低く他疾患で抗凝固薬/血小板薬が切れない患者様でも施行可能で、最短で2泊3日の入院期間で治療可能です。(状況によっては困難の場合もありますので相談が必要です)

泌尿器科 ※2022年10月1日 より
午前 受付 8:30~11:30 診察 9:00~
時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前一診 | 谷口 俊理 (常勤) |
小林 大介 (非常勤) |
宮崎 稜介 (非常勤) |
谷口 俊理 (常勤) |
谷口 俊理 (常勤) |
児島 彬 (非常勤) |
初診の受付時間は、11:00までとなっております。
※おしっこに関する症状など、お気軽にご相談下さい。
医師紹介
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部長谷口 俊理
専門分野
泌尿器全般、泌尿器科悪性腫瘍
所属学会
日本泌尿器科学会、日本内視鏡学会、日本癌治療学会、日本透析学会
認定資格
日本泌尿器学会専門医、ダ・ヴィンチサージカルシステム認定医