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診療科・部門 心臓血管センター

中心静脈カテーテル留置 Central Venous Catheter Placement

 

中心静脈カテーテルの必要性

中心静脈は心臓に最も近く、直接心臓へ流入する大きな静脈(上大静脈・下大静脈)です。
通常の末梢静脈からの点滴は、長期間におよぶ場合、高濃度の輸液や特殊な薬剤の投与を行った場合に容易に血管炎を起こし閉塞や周囲組織の炎症を来します。
中心静脈は血管径が太く血流も豊富で血管炎を起こしにくいために、輸液や薬剤を安定して行うことができます。

以下の場合に中心静脈カテーテル留置が必要と考えられます
  • 大静脈から投与することが望まれる薬剤や輸液を投与する場合
  • 他の手段では栄養を確保できないか、または困難である場合
  • 末梢血管の確保が困難な場合
  • 透析時のブラッドアクセスとして必要な場合
  • ショックや心不全など治療上、中心静脈圧測定が必要な場合

 

主な中心静脈カテーテル留置部位

  • 内頸静脈
  • 外頸静脈
  • 鎖骨下静脈
  • 大腿静脈

留置する部位によりそれぞれ利点や欠点があるため、患者様の状態により留置部位を考慮いたします。

 

中心静脈カテーテル留置術の実際

処置は可能な限り超音波ガイドあるいはレントゲン下で行います。
基本的に臥位で行います。カテーテル留置部位を消毒し清潔な紙で覆います。
穿刺部を局所麻酔した後に静脈を注射針で穿刺しカテーテルを留置します。
カテーテルを皮膚に糸で固定して手技は終了です。
カテーテル留置後には、カテーテル先端の位置と合併症の有無を胸部レントゲンで確認します。

写真:中心静脈カテーテルセットとカテーテル留置後の状態(内頸静脈の例)

写真:中心静脈カテーテルセットとカテーテル留置後の状態(内頸静脈の例)

写真:中心静脈カテーテル留置後の胸部レントゲン写真。 カテーテル先端が適切な位置(矢印)にあることが確認できる。

写真:中心静脈カテーテル留置後の胸部レントゲン写真。カテーテル先端が適切な位置(矢印)にあることが確認できる。

 

手技に伴う合併症

この手術は基本的に比較的安全な手技ですが、全くリスクがないわけではありません。
起こりうる主な合併症を以下に列挙します。

  • 穿刺時あるいはカテーテル挿入時に神経、血管、筋肉、肺などの組織を損傷することがあります(しびれ、血腫、気胸など)。
  • 局所麻酔薬によるアレルギー反応が生じることがあります(痒み、吐き気、嘔吐など)。
  • カテーテル挿入部からの感染や菌血症を起こすことがあります。
  • 静脈と並走している動脈を刺してしまうことがあります(動静脈瘻や出血性ショックなど)。
  • カテーテルを留置している静脈側に血栓形成や静脈閉塞を起こすことがあります。

こちらは、患者様用に作成した「中心静脈カテーテル留置」のパンフレットです。ご参照ください。

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