よくあるご質問
受診について
- 初診の際、紹介状がなければ診療費以外に別にお金がかかりますか?
- 当院では特定療養費を頂いておりませんので患者様には保険診療分のご負担のみとなっております。
- 保険証は毎月出さないといけないのですか?
- 当院では毎月1回保険証の確認をさせて頂いております。ご面倒ですが総合案内にてご提示をお願いいたします。
- 受診したいのですが待ち時間はどれくらいかかりますか?
- 待ち時間につきましては科目・曜日・時間・患者様の診察内容によって異なります。
患者様には受付番号札をお渡ししておりますので、検査結果の説明など他の患者様の診察状況により多少順番は前後致しますが、呼び出し番号モニター、待ち時間表示などを参考に診察までの順番の目安にして頂くようお願いいたします。 - 内科で専門外来を受診したいのですがどうしたらいいですか?
- 専門外来につきましては完全予約制となっておりますのでご予約が必要です。 ご予約につきましてはまず一般診でご受診頂き、必要があれば専門外来のご予約をさせて頂きます。
入院について
- 入院中は病院指定の病衣・パジャマを使用しないといけないのですか?
- 当院では特に指定は行っておりませんのでご自宅のものをお使いいただいて結構です。
(ご自宅のものの洗濯につきましては各自でお願いしております。)
ご希望により病衣・パジャマなどのレンタルもさせていただいており、病状によってはどうしてもそちらを勧めさせて頂く場合もございます。
詳細につきましてはご入院時に事務員、看護師よりご説明させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
DPCについて
- DPC包括評価の会計方式とはどういうものですか?
- 従来、当院の入院会計は出来高払い制度と呼ばれ、お薬・注射・検査等 実施した項目を積み上げて計算するものでした。これに対して包括評価では、患者様の病名や症状をもとに手術などの診療行為の 有無に応じて、厚生労働省から定められた1日あたりの診断群分類点数を基本に 医療費を計算するという新しい会計方式です。
- すべての入院患者がこの制度の対象となるのですか?
- 当院の入般病棟に入院される患者は、すべて包括評価の対象となります。
例外として、以下の場合は従来通り出来高払い制度の対象となります。- 労務災害、交通事故等の自由診療で入院した患者様
- 病名が診断群分類に該当しない患者様
- 入院後24時間以内に亡くなられた患者様
- 治験の対象となった患者様
- 高度先進医療の対象となっている患者様
- 急性期以外の特定入院基本料を算定している患者様
- その他厚生労働大臣が定める患者様
- 長期に入院しても1日当たりの点数は同じですか?
- 1日当たりの点数は、診断群分類ごとに3段階に区分されており、入院が長くなるほど 1日当たりの点数は安くなります。また、入院が長期にわたり診断群分類ごとに 定められた入院日数(特定入院期間)を超えてしまうと出来高計算になります。
- 医療費の支払い時期はどう変わりますか?
- 従来通り、月ごとの支払い(入院から退院までが同月内であれば退院時)であることに 変わりはありません。
- 診断群分類はどのように決定するのですか?
- 診断群分類は主治医が医学的判断に基づいて当該入院期間中に『最も医療資源を投入した 傷病名』をもとに決定します。
- 入院の途中で病名が変わった場合はどうなりますか?
- 入院費用を決定する診断群分類は1回の入院で1つだけとなります。しかし、入院したときの病名=診断群分類が退院するまで同じとは限りません。 検査の結果によっては診断が変わる可能性もあります。 個別の患者様の病名変更についての詳細は 主治医にお尋ね下さい。
- 月が替わってから診断群分類が変更になった場合の支払い方法は?
- 診断群分類の確定時期は退院の時ですが、2ヶ月以上にまたがって入院される場合は各月ごとに決定します。退院の月に前月までとは異なる診断群分類に変更された場合は、退院時に入院日、もしくは診断群分類が変更された日まで遡って変更に伴う診療費の差額調整を行います。この場合退院後に差額返還や追加請求を行う可能性があります。詳細は主治医または診療情報管理室にお尋ね下さい。
- 主病名以外の検査、治療は行えますか?
- 原則として行うことが出来ません。 医師の判断により、必要な治療は行いますが、入院中に別の疾患が発生した場合には一旦退院後に再入院し治療を受けて頂く場合があります。
- 入院の途中で別の診療科に変わった場合はどうなりますか?
- 医師の判断によって治療の必要が生じ、転科等で複数科にわたって別の疾患に対しての診療が行われた場合も、1入院期間1診断群分類の原則通り、複数の診療科それぞれで診断群分類を決定し、当該入院期間中に行われた診療行為の中で最も医療資源を投入した診断群分類をもって決定されます。
- 特定疾患(公費)を持っていますが、使えなくなりますか?
- 特定疾患(公費)の傷病が、入院の主たる治療目的である場合は、包括評価になっても 公費適応になります。
- 高額療養費の扱いはどうなりますか?
- 従来通り、高額療養費制度の取り扱いについては変更がありません。
- 入院中の食事の料金はどうなりますか?
- 食事の費用は従来通りの金額を負担して頂きます。
- DPCになると治療費が高くなりますか?
- 従来の出来高払い制度では行った医療行為が多ければ多いほど医療報酬が上がるため、 回復への最短治療を行った医療者へは支払いが減り、回復を長引かせた医療者への 支払いが上がると言う矛盾がありました。 これまでは、正確に診断し、適切に治療を行い、早期に回復へと導いた医療者への評価が正当になされておらず、治療にどれだけの費用がかかったかによって、報酬が決まる制度であった為、患者と医療者の利害が一致しておらず、診断に時間がかかり、検査を重ねるほど入院期間が長引くとともに、医療者への報酬が上がり、患者自身の医療費の負担も 嵩むという悪循環がありました。一方、定額払い制度では、まず最初に診断結果に対する医療報酬が決められていて、実際にかかった医療費は後から経費として差し引かれる為、回復への最短治療を行った医療者への支払いが上がり、回復を長引かせた医療者への 支払いが減るという形で患者と医療者の利害が一致し、無駄な医療が行われなくなると同時に、最適な医療を行う能力が医療者に求められる仕組みとなっています。
- 具体的に支払いはどうなるの?
- 具体例を挙げてみましょう。
例えば腹腔鏡下胆嚢摘出術を行った場合(7日間入院)
1日 6,827点
2日~7日まで 1,778点
8日~30日まで1,886点
医療機関別係数 1.2670
(算定内訳)
包括評価:(6,827点×1日+1,778点×6日)×1.2670=22,166点
・出来高評価:21,500(手術等)
・合計:22,166点+21,500点=43,666点(1点10円)
DPCにおける総報酬額=診断群分類による包括評価+出来高評価+食事療養費
※手術や麻酔、一部の処置や検査、退院処方などは包括評価とは別に出来高請求とな
ります。また、包括評価の点数は、診断群分類ごとに定められた入院日数に応じて異
なり、さらに3段階の逓減制となっています。なお、病院ごとに一定の係数(医療機
関別係数)が定められており同一の診断、治療であっても病院によって医療費の総額
が異なりますのでご留意下さい。 - 早く退院させられるのではありませんか?
- 入院から退院までは主治医が責任を持って患者様の診療にあたります。退院の許可は主治医の医学的見地により当院での治療を終えたと判断された時にお出しします。治療の必要があるにもかかわらず、患者様に早く退院をお願いする事はありません。
服薬について
- 薬の用法で食間とか言いますが、いつ飲めばいいのですか?
- 食間とは一般に食後の2時間半後のことを指します。他にも次のようなものがあります。
食前 食事の約30分前食事の直前
食直前 食事の直前
食間 食後の約2時間半後
食後 食後約30分以内
眠前 寝る約30分前 - 薬は冷蔵庫に保管しておいた方がいいですか?
- 冷蔵庫に保存したほうがよい薬もありますが、基本的に内服薬に関しては室温で保存してもらって構いません。ただ薬の多くは高温に弱いため、高温になる可能性のある車の中、湿気の多いところや、直射日光のあたる所での保存は適しません。
X線検査・超音波検査について
- 検査の日にちや時間を変更したいのですが・・・。
- 検査日や時間の変更は、出来るだけ早めにご連絡ください。電話番号06-6692-1001で検査を予約された診療科目までお電話ください。なお、患者様の希望される日時には予約できないことがありますので、あらかじめご了承ください。また、検査時間までに来院できない場合なども、出来るだけ早めにご連絡ください。
- 超音波検査で絶食と言われましたが何時頃からですか?
- 腹部の超音波検査では、午前中に検査予約されている方は前日の就寝以降、午後から予約されている方は朝8時以降、何も食べたり飲んだりしないで来院ください。(歯磨き程度であれば問題ありません)膀胱やその周辺臓器の検査のような特別な場合は、事前にご案内しておりますが、300~500ml程度の水またはお茶を飲んで、尿の貯まった状態で来院していただくことがあります。
病院食について
- 食事時間は何時ですか?
- 朝食8時、昼食12時、夕食18時にお出ししています。
- 病院の食事はおいしいですか?
- 食べてみて下さい。お口に合う方、合わない方いらっしゃいますが、思っていたより美味しいという評価を頂いています。入院患者様の55%に満足と言って頂き、全体の85%が普通以上という評価をされています。(今年度嗜好調査より)
- 病院の食事はがんばって全部食べないといけないですか?
- 医師の指示に基づき一人ひとり患者様に必要な量をお出ししています。食べきれない時は管理栄養士に相談して下さい。
- 嚥下食の対応をしていますか?
- その患者様にあった嚥下食を提供させていただいております。
例:きざみ食、うらごし食、ゼリー食、など - アレルギーなど個人対応はありますか?
- 入院時、看護師・管理栄養士がお部屋に訪問しています。その時に食物アレルギーの有無をお聞きし、個人対応をしております。ただし、好き嫌いなどの嗜好については基本的に対応しておりません。
その他
- 院内に食堂・喫茶店はありますか?
- 院内にはスペースの関係上、食堂・喫茶店等はございません。
院外にて売店はございますので、ご入り用の際にはそちらをご利用下さいませ。