5つの病棟
療養病棟 734床(15病棟)
高齢であっても、在宅復帰を諦めない医療とケアを患者様に
療養病棟は、15病棟734床の病床を有しており、多くの入院患者様を受け入れることができます。 疾患的には高齢者に多い肺炎・高血圧・心疾患・脳疾患の後遺症などで治療、看護を必要とする方を自宅・施設・急性期病院から受け入れ、多職種と連携しながら、患者様一人ひとりに合った医療・看護が提供できるように努力しています。
障害者施設等一般病棟 120床(2病棟)
障害があっても、在宅復帰を諦めない医療とケアを患者様に
障害者施設等一般病棟は、何らかの疾患などで重度の肢体不自由や意識障害となられた方、神経難病の方を中心に入院していただく病棟です。当院では特に病状が慢性で重度の障害を抱えている幅広い年齢層の患者様の長期入院を受け入れています。
地域包括ケア病棟 55床(1病棟)
地域から幅広く患者様を受け入れ、多職種がチームとなり在宅復帰に向けた支援を強化
地域包括ケア病棟は、2025年問題とよばれる超高齢化社会を迎えるに当たって国が行っている病棟再編の目玉の一つとして創設された病棟です。 高度急性期病院などで急性期治療を終了し、すぐに在宅や施設に移行するには不安のある方をもともとの病気の種類に関係なく受け入れています。
一般病棟(人工関節センター) 39床(１病棟)
先進的な医療により患者様に痛みのない生活を
人工関節、関節外科の治療を専門にしている病棟です。39床ありますが、患者様は全員手術を受けられる方もしくは受けた方です。看護師及びスタッフ一同はエキスパートとしての技能を生かして、手術前後の不安や痛みを取り除くように努めており、入院中の生活が快適なものになるようにスタッフ一同心がけています。
緩和ケア病棟 21床(1病棟)
限りなく日常に近い入院生活を
緩和ケア病棟は、抗がん剤治療などの積極的治療を目的とはせず、がんによる辛い症状をもつ患者様に対して全人的ケアを提供する病棟です。 身体的な苦痛を軽減するための治療を行うだけでなく、精神的な苦しみもやわらげ、患者様とご家族が少しでも快適に、そして充実した日々を過ごしていただけるように、チームでお手伝いさせていただきます。
健診センター
PETセンター
人工関節センター
健診センター
入院をお考えの方へ
病気になると普段では考えていなかったような心配事が色々とおこってきます。そこで、当院ではこのような時に患者様・家族様のお力になれるように、医療ソーシャルワーカーが様々な社会制度や入院生活・退院後の生活や医療費についての相談を受けています。
入院された全ての患者様の持参されたお薬や以前服用されていたお薬について薬剤師が鑑別を行い、当院にて適切にお薬が処方されているかの確認を行っています。医薬品情報を日々収集、整理し、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師の依頼に基づいて患者様のベッドサイドにてお薬の説明や副作用チェックなどを行っています。また、入院・外来患者様や家族様にご利用いただけるお薬相談室を設けています。
当院には68名のリハビリスタッフが在籍しています。（理学療法士43名、言語聴覚士15名、作業療法士10名）それぞれの専門職が連携しやすい病棟担当制なので、共通の目的を持ったアプローチを行うことができます。
患者様が望む「日常生活」に重点をおき、特に『食べることをあきらめない』取り組みを行いながら、寝たきりの予防と改善、在宅復帰を目指したリハビリを提供しています。
入院中の食事では、患者様に楽しんでいただけるよう、行事食やお祝い膳、選択メニュー等の提供に取り組んでいます。また、担当管理栄養士が病棟を訪問し、多職種との連携を図りながら、個々の病状や嚥下・咀嚼機能に合わせた食事を調整して栄養管理を行っています。さらに、患者様、家族様には退院後の食生活のサポートとして、嚥下調整食の作り方等の栄養食事指導も実施しています。
入院生活でのストレスや、老いを受け入れがたく感じている患者様には、主治医の依頼で公認心理師が心理カウンセリングを行っています。さらに、患者様との関わりでお困りの家族様にも必要に応じてお話を伺い、お気持ちの整理や関わり方・声かけの仕方の工夫などを考え精神的な負担を和らげるお手伝いをしています。
入院中・退院後、当院だからこそ出来るサービスで、患者様・家族様へ安心して生活して頂ける医療を提供させて頂きます。
